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神奈川麻酔科医会第56回学術集会開催にあたって

ご挨拶

第56回学術集会会長丸山晃一

神奈川麻酔科医会 第56回学術集会

会長 丸山 晃一(帝京大学医学部附属溝口病院 麻酔科 教授)

神奈川麻酔科医会第56回学術集会を迎えるにあたり、大会長としてご挨拶申し上げます。

今年度は2025年3月1日(土)に本会を開催させていただくことになりました。

会場は例年通り、武蔵小杉駅に程近い川崎市コンベンションホールを予定しています。

今回のテーマは、少し前の流行語を持ち出し恐縮ですが「シン・マスイカイ」とさせていただきました。ご存知のように伸・深・新・進・信・真・・・・、シンの読みに対応する漢字には様々な文字があります。多くの麻酔科医は得意分野を「伸」ばすべく専門分野の知識を「深」めたり、「新」しい課題の研究を「進」めるなど、自分を「信」じて日頃より努力を重ねていると思います。そしてそれぞれが自分なりの理想の麻酔科医の姿に近づこうとしているのではないでしょうか。そこには一つだけの解はなく、世の中に多様な「真」麻酔科医が存在するのだと思います。今回の学術集会では、その中でも特にお話を聞きたくなるような研鑽を積まれている先生方にご講演をお願いしています。またテーマを絞ったシンポジウムでは、私のライフワークでもあり麻酔科医にとって不可欠のテクニックである気道管理について、小児・産科・集中治療など様々な患者におけるエキスパートの先生方に討論いただくことにいたしました。

本会場は交通の利便性が高いうえ広々とした施設ですので、ほかにも一般演題発表と麻酔科領域の教育講演に加え毎回好評の超音波ガイド下神経ブロックや昨年から開催の集中治療超音波診断、看護師特定行為に含まれるPICCカテーテルなどのハンズオンセミナーなど盛りだくさんです。特に若い麻酔科の先生方やコメディカルの方々には学会発表の入門編や、近場で気軽に参加できるハンズオン提供の場として活用していただきたく多くの参加をお待ちしています。

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